あさりの美味しい旬は春から初夏にかけて旬とされていますね。
具体的に旬な時期はいつなのでしょうか?
また、私たちがいつも食べているあさりの主な産地はどこが多いのか?
今回は、あさりの旬な時期と産地をご紹介していきます!
あさりの旬はいつなの?
よくあさりで思浮かべるのが、潮干狩りではないでしょうか?
ゴールデンウイーク中に多くの人が海岸に押し寄せる光景よく目にしますね。
●あさりの旬は春先と初秋に2回あり、
3~5月と9~10月とよく言われています。
実際にはあさりは自体は通年、市場に出回っています。
その中でも最も美味しい時期とされるのは3~5月ごろ。
そう。ちょうど潮干狩りのシーズンです!
この時期になるとちょうど、日中に潮が遠くまで引く様になり、
遠くまであさりを見つけに行くことが出来るんです。
時期がゴールデンウィークにちょうど重なって、しかも暖かく
潮干狩りに人気が集まる理由です。
また、あさりは秋にも産卵をするため、9~10月ごろにも旬を迎えます。
卵で繁殖する生き物は繁殖前に栄養を蓄えています。
栄養を身に蓄えている時期が、美味しく旬の時期となりますね!
これはお魚にも貝にも同じことが言えます。
産卵を終えて、栄養を使い、身痩せしてしまっては美味しく
なくなってしまいます。
あさりの産卵時期を知っておくのも旬の時期が分かることになりますね。
※あさりの旬は少し早まったり 既に、旬が終わっている地域もありますので、
注意して下さいね。
あさりの主な産地はどこ?
●あさりの主な産地
現在私たちが食べているあさりは約半分ぐらい輸入に頼っています。
その主な産地は中国や韓国です。
あさりの国内の漁獲量は年々減少しています。
以前は身近な食材で各地の砂浜で潮干狩りなどでも
よく獲れていました。
原因は・・・
乱獲、埋め立て、水質汚染、温暖化など影響は様々なようです。
1980年代までは国産でまかなっていましたが、近年では、
その輸入量は国内の漁獲量と同じくらいにもなります。
現在はあさりを輸入して、国内の干潟や浅瀬に蓄養して
日本産として販売することが多くなっているようです。
では国産の割合はどうなのでしょうか?
国内の主な産地は愛知県で国内の6割近いシェアを占めています。
次いで静岡、北海道と続いていますね。
今各地で様々な対策がとられているようなので、国内のあさりが
どんどん増えていくと良いですね。
まとめ
あさりは通年で食べることが出来ますが、是非美味しい旬の時期に食べてもらいたいですね!
なぜこの時期が美味しいのか、ちょっと知っておくだけでも、あさりがより美味しく感じられまね。
・3~5月と9~10月
・あさりは海水の温度が20度前後になる春と秋に産卵をする。
・海水の温度によるので、やはり南の九州と北の北海道ではその時期がずれて来ることになり、
北海道では夏にしか海水温が上がらないので産卵も年に夏の一度だけ。
・あさりの旬はその産卵を控えた春先と秋口にもっとも身が肥える時期。