魚類

ウマズラハギ(馬面剥)ってどんな魚?特徴や旬は!?

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年間を通じて入荷があり、面白い顔の魚を見つけました。

その名も

「ウマズラハギ」です。

馬の顔をした魚なのでしょうか?
気になります。

今回はウマヅラハギ(馬面剥)の
生態や特徴と産地や旬をご紹介していきます。

ウマヅラハギ(馬面剥)の生態や特徴は?

まずはウマヅラハギとはどんな魚なのでしょう?

ウマヅラハギはカワハギの仲間です。

ウロコが無いかわりに皮が非常に堅くザラザラしており、
皮を剥でから料理するところからカワハギの名が付けられました。

このウマヅラハギはその名前の通り、馬の顔に似ているカワハギと
いうことから馬面ハギ
と呼ばれるようになりました。

カワハギと比べてやや細長い体型で、
後頭部には1本の大きなトゲがあります。

体色は個体差がありますが薄い青灰色で、
ヒレは青緑色。

きわめて淡白な白身の魚で、その刺身はフグにもたとえられる食感と上品な味で、
肝が美味しいことでも知られています。

比較的ポピュラーな大衆魚だが、活け物や活〆された質の良いものは
刺し身用の高級魚として扱われている。

どちらかと言えば私もあまり馴染みが無いのですが、
関東より、関西や中国地方で人気がある魚ですね。

ウマヅラハギ(馬面剥)の生態

ウマヅラハギは北海道から九州にかけての日本海、太平洋、瀬戸内海などの沿岸から、
黄海、東シナ海にかけての朝鮮半島から中国沿岸まで分布し、日本では全国の沿岸で
漁獲されている身近な魚である。

カワハギよりやや沖合で水深10m前後に多く、10cm前後の
若いうちは群れを成して回遊するが、成魚になると単独でいること
が多い。

食材は雑食で、海藻類から甲殻類、多毛類などの底生生物、それに
クラゲなども好んで食べる。

成魚は5月頃から7月頃にかけて沿岸部に集まり産卵し、
11月頃には深場へ潜っていくとみられている。

ウマヅラハギ(馬面剥)の特徴

先程も少しお話ししましたが、追加してお話します。

ウマヅラハギは体長25cm程になり、体は強く側偏しているが
カワハギに比べ口から尾まで縦に長い形をしている。

体色は全体に灰色で体側に不規則な明暗があるがこれは個体によって様々。

各ヒレは特徴的な緑青色で、頭部には背ビレの第一棘条が変化した棘が
一本伸びていますね。

顔もですが、変な角みたいなものも気になったので少し調べてみました。
正体は背鰭が変化したもので、「角」と言うよりは「棘」だそうですね。

➀威嚇・アピール用
➁防御用

に使います。

カワハギと同じように口は小さなおちょぼ口で、強靭な歯がのぞいている。

ウマズラハギには面白い特徴が沢山あるんです。

ウマヅラハギ(馬面剥)の主な産地と旬は?

主な産地
ウマヅラハギは主に底引き網や定置網、刺し網の他、籠網漁などで漁獲されており、
頭部や内臓が取り除かれ、皮を剥いた状態で出荷されることも多く、こういったものは
安い総菜魚としてスーパーなどにも並んでいる。

全国の広い範囲で採れる魚です。
主な産地は日本海側に多く、石川県や富山県、福岡県など。

漁獲時期と旬
ウマヅラハギは産地を替え通年水揚げされています。

1年を通して味の大きな差は感じられず、産地により旬に
関しては諸説あり一概には言えないんです。

ちなみに、福岡県では産卵に向けて肝が膨らみ真子を持つ5月~6月を旬としているが、
これはこの時期に産卵のため比較的沿岸の浅いところに集まり漁獲量が増えるからだと
考えられるが、この時期は真子に栄養が行くため、身自体はやや痩せてしまう。

身が美味しいのは夏の終わりから秋にかけてで、晩秋から春にかけては肝が大きくなり、
この寒い時期を旬とする考え方もある。

刺し身で食べるなら身が回復し、適度に肝も膨らんだ秋、
鍋など加熱調理するなら寒い時期が最も美味しい旬となるのでは。

【目利きのポイント】

●活け物か活〆物がお勧め

カワハギ類はエラの色が確認しにくく、また、皮が厚く死後も
色の変化が少ないため、目利きが難しい魚なんです。

値は張るが、出来れば活け物か活〆されたものがお勧めです。
皮が剥かれているものは身に透明感があり触って硬いものが良い。

●目が澄んでいるもの

目の表面に透明感があり、瞳が澄んで見えるものを選ぶ。
白濁しているものや干からびているものは刺身には向かない。

●触って硬いもの

活〆されたばかりのものはしっかりとした弾力が感じられるもの。
野締めものは死後硬直しているくらいのものが新鮮。

ヒレが干からびたいるようなものは刺身には向かないと考えた方が良い。

ウマヅラハギの美味しい食べ方と料理は?

【ウマヅラハギの調理のポイント】

・カワハギと同じく、皮を剥いでから調理する。

・刺し身で食べられるのは活け物か活〆された鮮度のいいもの。
皮を剥かれた状態で売っているものは加熱調理用と考える事。

・身はクセのない上品な白身で、肝はカワハギよりも大きい。

・基本的には、使い方はカワハギと同じと考えて良い。
様々な調理法、料理に使える。

・身だけでなく肝も美味しい。

・鍋、煮付けも美味しいです。身離れが良い魚のため、食べやすく、
お年寄りにもお子さんにも人気の魚です。

●ウマヅラハギの刺身

刺身の場合は、皮を剥いて丸裸にした後、三枚におろし、
更に薄皮も包丁で丁寧に引いてから薄造りにする。

肝が美味しいので、刺身の場合には、すりつぶした肝を
タレに加えると一層美味しいんです。

●ウマズラハギの揚げ物

ウマヅラハギは揚げてもとても美味しい。
フライや天ぷらも良いが、唐揚げがお勧め。

大きいものは三枚におろして身だけを揚げ、小さいものは
頭と内臓を取り除き、皮を剥いた状態で丸のまま揚げる。

この魚ほど調理が簡単なものはないんですよ。
特に皮は手できれいに簡単にはがせます。

これが語源にもなっているほどですから。

基本的な調理はカワハギもウマヅラハギも同じと考えて
良いと思います。

【ウマズラハギの栄養と効果は?】

ウマズラハギの栄養はどうなのでしょうか?

高たんぱく・超低脂肪の白身魚です。

脂肪分は、限りなくゼロに近い魚です。

水分も少ない為、肉質もしまり、歯ごたえを楽しめます。

ビタミン類ではⅮが非常に多い食材。

精神状態を安定させたり、骨を作るカルシウムやリンの
吸収率を高める作用が期待できます。

まとめ

ウマヅラハギはカワハギの代用品としてよく使われます。

一昔前は、カワハギとして流通してたほど。
と聞いたことがあります。

カワハギの代用品としての流通が主のため、市場での
取り扱いがイマイチですが、高級魚のカワハギと違い、
意外に安価でもあります。

カワハギよりやや劣る味とも言われますが、見た目もかわいく、
とっても美味しいのでぜひ食べてみて下さい!

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